どうも、くるみ学長です!
今回の講義は『アメリカの歴史』です。
「米中戦争開幕」
怖い響きですね。トランプと習近平のいざこざはニュースでも話題になっていましたが、まさかここまでくるとは思いませんでした。
かつて世界の覇権を握っていたアメリカ、そんなアメリカはもういません。
リーマンショックから弱ってきたアメリカを、中国はここぞとばかりに強硬な外交をします。
一体どちらが勝つのでしょうか?その時日本はどうなっているのでしょうか?
どちらにせよ、アメリカと中国がどんな国なのか知っておくことに損はないと思います。
ですので、今回はアメリカの歴史を知っていきましょう!
基本情報
まずはアメリカの基本的な情報を知っておきましょう!
1:人口
アメリカの人口は約3.3億人で、日本の約3倍ほど
2:面積
アメリカの面積は約960万k㎡で、日本の38万k㎡の約25倍
3:経済
アメリカのGDPは約2000兆円で、日本の500兆円の約4倍
新大陸発見
アメリカ大陸がどのようにして発見されたかを見ていきましょう!
1:コロンブス
時は15世紀末期、大航海時代です。アメリカはまだ世界地図に載っていません。
地球が太陽の周りをまわっているという「地動説」は世の中に知れ渡っていました。
「スペインから西に突き進めばインドに到着できる」
そう誰もが考えていましたが、実際に行動出来る人はいませんでした。
そこでコロンブスが現れます。コロンブスはスペイン王室に
「私が西に航海して、インドに行きます!」
と説得し、出資を受け、西に旅立ちます。
なぜインドを目指していたかと言うと、当時のヨーロッパはインドの香辛料を欲していたからです。
1492年、コロンブスは中南米のサン・サルバドル島に到着します。
ここはアメリカ大陸なのですが、コロンブスはインドだと勘違いしました。
コロンブスはアメリカ先住民をインディアンと呼称し、それ以後使用されていきます。
ちなみにコロンブスは最後まで、アメリカ大陸をインドだと勘違いしたまま、亡くなったそうです。
2:アメリゴ
コロンブスの後、アメリゴ・ヴェスブッチという人が、大西洋を航海しました。
そして、コロンブス同様アメリカ大陸に着きます。
アメリゴ・ヴェスブッチはアメリカ大陸を南に探検しました。そしてあることに気づくんです。
「インドなのに南に長すぎね?」
そして正式にアメリカ大陸と名付けました。「アメリカ」という名は発見した「アメリゴ」が由来です。
アメリカの独立
こうして発見されたアメリカ大陸に欧州がやってきます。見ていきましょう。
1: 植民地化
コロンブスの発見以降、スペインやイギリス、フランスがアメリカ大陸に入ってきます。そして、次々とアメリカ大陸を先住民を追い出して、植民地化していきます。
18世紀半ばにはアメリカの東海岸に13の植民地が形成されました。
アメリカ国旗の赤と白のラインは、数えると13本あるのはこれが理由です。ちなみに50個の星は現在の州の数を表します。
2:ボストン茶会事件
イギリスとフランスは植民地を巡って何度かアメリカ大陸で戦争をしました。
結果、イギリスが勝利したのですが、莫大な戦費によりイギリスが財政難になります。
そこからイギリスは植民地に対して、重税を課すようになりました。
1773年、アメリカは、イギリスから輸入される「紅茶」にまで課税されたことに反発し、船に積まれていた「紅茶」を海に全部投げ捨てました。
イギリスは怒り、アメリカに問い詰めました。しかし、アメリカは
「ボストンで茶会を開いていただけだ」
とはぐらかしたことから「ボストン茶会事件」と名付けられます。
ちなみに、アメリカはこれ以降「コーヒー」を好んで飲むようになります。
イギリスは「紅茶」、アメリカは「コーヒー」を好んで飲んでいるのはこういった理由があるからですね。
3: アメリカ独立戦争
1775年、そういったイギリスの横暴な重税に反発した、現地民は独立を目指し、アメリカ独立戦争を巻き起こします。司令官はジョージ・ワシントン。
1776年、アメリカ独立宣言を行います。内容をすごい簡単に言うと
「イギリスうざいからアメリカとして独立します!」
て感じです。
1781年、アメリカが独立戦争に勝利し、独立を果たしました。
ゴールドラッシュ
当時、アメリカの領土は東部だけでした。そこからスペインやフランスの植民地を買収したり、イギリスとまた戦争したりして、アメリカはどんどん領土を広げていきます。
1848年、アメリカの西端にある、カリフォルニアの山脈で「金」が発見されました。この噂が広まると人々は一獲千金を狙って続々と山へやってきます。
この時、今まで東部にいた人々が大量に西側に移住しました。
東部から西側に行くには山を越えなければなりません。いちいち「金」を東部に持って帰るのには時間がかかります。その為に大陸横断鉄道が造られました。
何はともあれ、大量の「金」を採掘したアメリカは世界有数の金持ち国家になっていきます。
今回はここまでです!
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それではまた!
次回
「アメリカを知る」オススメの本
①若い読者のためのアメリカ史
②ゼロからわかる「アメリカ」
③一冊でわかるアメリカ史
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