リベラルアーツ学院

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【ざっくり世界史シリーズ】革命時代編 part1

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f:id:kazukazuda08:20200708194754j:plainくるみ学長

どうも、くるみ学長です。
今回は…
「革命時代編」の講義です!
それでは早速参りましょう!

革命時代とは
産業革命〜第1次世界大戦までの時代の
ことです。

前回は大航海時代の講義をしました。 

liberalartsblog.co
その中でルネサンスや宗教改革によって
「神」から「人」への時代に
移り変わったことをお伝えしたと思います。

その流れで
「神の国家」→「王の国家」へと
移り変わりました。
「太陽王」や「処女王」など
特徴のある王様がたくさんいましたね。

そして革命時代に入ると
「王の国家」→「人の国家」へと
移り変わります。

現在私たちが当たり前のように
選挙をして国の代表が選べるのは
この時代、国王に対し
血を流して反発した人々によって
築き上げられたおかげなのです。

それでは革命時代はどんな時代だったのか?
見ていきましょう!

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『一度読んだら忘れない世界史の教科書』から引用

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第1章:
イギリスの産業革命

1−1:機械の発展

まず欠かせない出来事は
イギリスの産業革命です。

今まで「手作業」で作っていたものが
今度は「機械」でつくれるようになりました。

イギリスが覇権をとれた理由

イギリス以外にもフランスやオランダも
「産業の機械化」が行われました。

しかし、イギリスが
いち早く「産業革命」を成功させます。

なぜならイギリスは

  1. 植民地を多く持っていたため
    いちはやく商品を売りつけることができた。
  2. 都市部で労働者を募集すれば
    いくらでも集めることができた。

こうした「元手」と「人手」があったからこそ
イギリスは「世界の工場」と呼ばれるほど
発展していったのです。

1−2:ラダイト運動

こうした「機械化」が進む中で
今まで「手作業」で商品を作っていた
職人達は失業してしまいます。

それに怒った職人達は
機械をぶっ壊す運動を始めたのです。
(ラダイト運動)。

しかし、1度便利さを味わった人間は
もう元には戻ろうとしません。
産業の「機械化」はどんどん進んでいきます。

社会主義はここから生まれた?

産業の「機械化」に伴い
世の中は「資本家」と「労働者」
という階級に分化していきます。

「資本家」は機械を買い
「労働者」を酷使することで
ますます豊かになっていきます。

「労働者」は1日約19時間も働いて
やっと生活ができるほどの賃金でした。

そうしたことに不満を持った人々が
マルクスを筆頭に
以後の社会主義運動へと発展していきます。

第2章:
アメリカの独立

産業革命の中、アメリカは独立を果たします。
きっかけは「ボストン茶会事件」でした。

2−1:
ボストン茶会事件

当時アメリカはイギリスの植民地でした。

そんな中、イギリスはフランスと
ばちばち植民地争いをして
戦費が増えていく一方です。

そこでイギリスは
植民地であるアメリカのあらゆる物に
重い税をかけます。

そしてついには、日常の嗜好品であった
「お茶」にまで課税したのです。

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日常で口にするお茶でも
イギリスは儲けようと
するのか💢

と現地民は怒ります。

そして、ボストンにて
お茶を運んでいた船を植民地民は襲い
お茶の箱を全部海に投げ捨てたのです。
これは「ボストン茶会事件」とよばれています。

2−2:
アメリカ合衆国成立

ボストン茶会事件をきっかけに
イギリスと植民地軍で戦争が起きます
(独立戦争)。

圧倒的にイギリスの方が強いのですが
ここでフランスやロシアが
植民地軍を支援します。

覇権を握っているイギリスを弱体化させる
ために支援したのです。
その支援の甲斐もあり、植民地軍が勝利。

「王」のいない、「民主主義の国」である
アメリカ合衆国がここで誕生します。

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世界史が苦手な人への
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一般的な教科書と違い
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「世界史は大の得意」という人まで
誰もが納得できるように
「世界史」を書き下ろしたものです。

 


時代ごとにいろいろな国に話が飛ぶため
教科書だけでは学習しにくいのが世界史の弱点。
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マンガで表現することで
誰にでもわかりやすい仕様になっています。

 

今回はここまでです。
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