どうも、くるみ学長です。
今回は…
「革命時代編」の講義です!
それでは早速参りましょう!
革命時代とは
産業革命〜第1次世界大戦までの時代の
ことです。
前回は大航海時代の講義をしました。
liberalartsblog.co
その中でルネサンスや宗教改革によって
「神」から「人」への時代に
移り変わったことをお伝えしたと思います。
その流れで
「神の国家」→「王の国家」へと
移り変わりました。
「太陽王」や「処女王」など
特徴のある王様がたくさんいましたね。
そして革命時代に入ると
「王の国家」→「人の国家」へと
移り変わります。
現在私たちが当たり前のように
選挙をして国の代表が選べるのは
この時代、国王に対し
血を流して反発した人々によって
築き上げられたおかげなのです。
それでは革命時代はどんな時代だったのか?
見ていきましょう!
第1章:
イギリスの産業革命
1−1:機械の発展
まず欠かせない出来事は
イギリスの産業革命です。
今まで「手作業」で作っていたものが
今度は「機械」でつくれるようになりました。
イギリスが覇権をとれた理由
イギリス以外にもフランスやオランダも
「産業の機械化」が行われました。
しかし、イギリスが
いち早く「産業革命」を成功させます。
なぜならイギリスは
- 植民地を多く持っていたため
いちはやく商品を売りつけることができた。 - 都市部で労働者を募集すれば
いくらでも集めることができた。
こうした「元手」と「人手」があったからこそ
イギリスは「世界の工場」と呼ばれるほど
発展していったのです。
1−2:ラダイト運動
こうした「機械化」が進む中で
今まで「手作業」で商品を作っていた
職人達は失業してしまいます。
それに怒った職人達は
機械をぶっ壊す運動を始めたのです。
(ラダイト運動)。
しかし、1度便利さを味わった人間は
もう元には戻ろうとしません。
産業の「機械化」はどんどん進んでいきます。
社会主義はここから生まれた?
産業の「機械化」に伴い
世の中は「資本家」と「労働者」
という階級に分化していきます。
「資本家」は機械を買い
「労働者」を酷使することで
ますます豊かになっていきます。
「労働者」は1日約19時間も働いて
やっと生活ができるほどの賃金でした。
そうしたことに不満を持った人々が
マルクスを筆頭に
以後の社会主義運動へと発展していきます。
第2章:
アメリカの独立
産業革命の中、アメリカは独立を果たします。
きっかけは「ボストン茶会事件」でした。
2−1:
ボストン茶会事件
当時アメリカはイギリスの植民地でした。
そんな中、イギリスはフランスと
ばちばち植民地争いをして
戦費が増えていく一方です。
そこでイギリスは
植民地であるアメリカのあらゆる物に
重い税をかけます。
そしてついには、日常の嗜好品であった
「お茶」にまで課税したのです。
日常で口にするお茶でも
イギリスは儲けようと
するのか💢
と現地民は怒ります。
そして、ボストンにて
お茶を運んでいた船を植民地民は襲い
お茶の箱を全部海に投げ捨てたのです。
これは「ボストン茶会事件」とよばれています。
2−2:
アメリカ合衆国成立
ボストン茶会事件をきっかけに
イギリスと植民地軍で戦争が起きます
(独立戦争)。
圧倒的にイギリスの方が強いのですが
ここでフランスやロシアが
植民地軍を支援します。
覇権を握っているイギリスを弱体化させる
ために支援したのです。
その支援の甲斐もあり、植民地軍が勝利。
「王」のいない、「民主主義の国」である
アメリカ合衆国がここで誕生します。
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今回はここまでです。
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