どうも、くるみ学長です。
今回は
「アメリカの黒人アスリート
はなぜ身体能力が高いのか」
についての講義です!
どのスポーツでも
アメリカの黒人アスリートはめちゃくちゃ強く
伝説に残る人も多いですよね。
ウサイン=ボルト(陸上)
カール=ルイス(陸上)
ビル=ラッセル(バスケ)
モハメド=アリ(ボクシング)
…etc
ではなぜ、そんなにも
アメリカの黒人アスリートは
身体能力が高いのでしょうか?
皆さんはこう思うかもしれません。
黒人だから身体能力が
高いんでしょ?
しかし実は
「新大陸の黒人だから身体能力が高い」
のです。
歴史を見ればその理由が明らかになります。
それでは早速参りましょう!
結論:
三角貿易と黒人選別
結論から先に言えば
「ヨーロッパによる三角貿易と黒人差別」
が現在の身体能力の高い黒人を作り出しました。
これだけではわからないと思うので
ここからは
3つのステップに分けて詳しく見ていきましょう!
ステップ1:三角貿易
時代は大航海時代まで遡ります。
当時のヨーロッパは三角貿易という
人間の黒歴史ともいえる貿易を
行っていました。
まず白人がアフリカ沿岸部の黒人に
武器を送ります。
武器を手にした黒人は
内陸部の黒人に戦争を仕掛けます。
戦争に勝った黒人は
敗北した黒人を奴隷として白人に渡します。
これが理由で現在でも
アフリカ大陸は沿岸部と内陸部で仲が悪く
内戦が絶えません。
ステップ2:
過酷な黒人選別
白人は渡された部族を
奴隷としてアメリカ大陸に輸出します。
しかし、奴隷全員を輸出しませんでした。
アフリカからアメリカ大陸までの船旅は
過酷なものなので
しっかり生き残れる者だけを選別します。
老人や病弱な者は排除し
若くてタフな黒人だけを
アメリカ大陸に送り出します。
黒人は船にスシ詰め並ばされ
寝返りすらうてません。
船酔いで吐いたりしても
糞便を撒き散らしてもそのままです。
そんな衛生状態だと
病気になる者が現れます。
狭い環境なので
船の中に病気は蔓延していきます。
白人達は感染するのを恐れて
病気になった者や病気になった疑いのある者を
船から黒人を投げ捨てます。
そうして、病気にもならない
タフな奴隷だけがアメリカ大陸に到着し
農園や鉱山に売られます。
そこで生産された砂糖やコーヒーを
ヨーロッパに輸出していました。
アメリカ大陸にいる一部の奴隷主は
タフな男女を強制的に交配させて
強い遺伝子を育ていました。
ステップ3:
過酷な労働環境
南北アメリカ大陸の間に
西インド諸島という島があります。
コロンブスが新大陸に到達した際に
そこをインドだと勘違いしていました。
その名残で西インド諸島
という名前になっています。
西インド諸島では
サトウキビの生産が盛んだったので
黒人奴隷も多く使われました。
圧搾機で片腕を挟まれた黒人は
白人に躊躇もなく片腕をきり落とされます。
その中でもジャマイカは
「ブルーマウンテン」という
高級コーヒー豆の産地です。
コーヒー豆は高い標高、急斜面で
栽培されることが多いため
黒人奴隷も多く使われました。
しかし、めちゃくちゃ過酷なため
黒人奴隷の中でも、
選別された強靭な黒人奴隷を
使用していたのです。
その為、ジャマイカからは
有名なアスリートを輩出しています。
ベン=ジョンソンや
ウサイン=ボルトもジャマイカ出身です。
まとめ
アメリカの黒人アスリートは
なぜ身体能力が高いのか?
ここでまとめておきましょう!
①三角貿易による過酷な船旅で
タフな黒人だけ生き残る
②アメリカの奴隷主はより強い黒人を求めて
タフな男女を強制的に交配させて
強い遺伝子をつくる
③黒人は過酷な労働環境により
身体能力が高い遺伝子が
後世に伝わっていく
いかがでしたでしょうか?
光り輝くアメリカ黒人アスリートの
栄光の影にはヨーロッパによる
残酷な歴史を辿った結果なのです。
参考文献
ゆげ塾の構造がわかる世界史
【増補改訂版】
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