どうも！くるみ学長です！
今回は『神・時間術』という本を紹介したいと思います！
突然ですが、皆さんは時間をちゃんと使えていますか？
「忙しくて自分の時間がもてない」
「毎日働き詰めで、家族との時間がもてません」
「仕事だけで人生終わるのか」
こう思ってる方が多いんじゃないでしょうか？
そういった方にはぜひこの本を読んで頂きたい！
この本の著者自身は精神科医の先生なのですが、すんごい働いています。↓が1日のスケジュールです。
・毎日、午前中は執筆時間で年３冊の本を出版
・メルマガ、YouTube、Facebook、ブログを毎日更新
・月６回の病院診療 ・月20冊以上の読書と書評を公開
・月２、３回のセミナー、講演活動（いずれもオリジナルで新規の内容）
このスケジュールを約７年間も継続しています。
あまりにも仕事を多くこなすので、「影武者がいるんじゃないか。」と噂されたようです。
驚くべきは、このスケジュールの上で、きっちり7時間睡眠をとりつつ、自由時間も謳歌しているということです。
そんな著者が2年間かけて書いた『神・時間術』、知りたくはないですか？知りたいですよね？
それでは早速いきましょう！
４つの原則と３つの集中法
著者は「時間術」において1番守ってほしい！ということを４つの原則にまとめてくれます。それぞれ見ていきましょう！
４つの原則
「集中力」を中心に時間を考える
脳には「ゴールデンタイム」があるのはご存知でしょうか？
朝起きてから２〜３時間は脳が整理されていて１番集中できる時間なのです。
その時間に集中する物事をこなすことでパフォーマンスを発揮できます。
こういった、「集中できるときに集中するべき物事を行う」ことは時間術において非常に重要です。
例）仕事で重要なタスクがある時は、午前中にこなす
集中力を「リセット」して時間を生み出す
午前中は集中できても、午後も集中したいという欲張りなあなた。
大丈夫です。
午後は集中力を「リセット」することができます。
リセットする方法
- しっかりランチをとる
- 疲れる前に休む
- 運動すると脳が一時的にリフレッシュする
- ２０〜３０分仮眠をとる
意外と簡単ですよね。誰もができることだと思います。
これを意識的に取り組むことで午後の仕事の効率がグッと上がります！
アメリカ式の仕事効率を手に入れる
日本人は残業をたくさんして、一生懸命働いています。
一方で、アメリカは定時になったら一斉に帰ります。
しかし、生産性は圧倒的にアメリカが高いのです。
そこで著者は、アメリカの働き方を身につければ、残業せずに高い生産性を手に入れられるはずだ！としています。
アメリカ式仕事術
- ３０分前行動を心がける
- 緊急度の高い仕事を優先させる。基準は「人を待たせている仕事」「人を待機させている仕事」から
- 時間厳守
- 「自分の時間」を大切にするのは当然として、「他人の時間」も大切にし、尊重すべき
「自己投資」のために時間を使う
皆さんは自由時間に何をしているでしょうか？
著者は、
「自由時間に仕事、ゲーム、漫画は時間を無駄にしている！」
と言います。
では何をやればいいんだってなるんですが、
将棋や囲碁など頭を使う娯楽はokとしています。
それに加えて、仕事のスキルアップの時間にすることを薦めています。仕事において大事なスキルを身につけることでより早く仕事が終わり、時間の短縮になるのです。
そういった後ほど大きなリターンとして返ってくることに時間を使うことが、自由時間において重要だということです。
３つの集中法
例え４つの原則を守っていたとしても、そのときに集中していなければ最高のパフォーマンスを発揮できません。
集中力の高め方はその３つあります。
それぞれ解説しましょう。
15・45・90の法則
人には連続して集中できる時間に一定の区切りがあります。
それは、１５分・４５分・９０分です。
ほんとかなあ？て思いますよね。
それぞれ根拠があります。
同時通訳や、クラシックの楽章は１５分区切りが基本です。
小学校の授業は４５分。
サッカー、大学の講義は９０分。
それぞれ集中できる時間を考えて、作られたのかも知れません。
雑念排除法
集中できる時に「雑念」は最大の敵ですよね。
そんな雑念を払うことができれば集中力upです！
雑念排除法
- 部屋をきれいに整理整頓しておく
- 雑念が湧いたらノートに素直にその雑念を書く
- スマホを見るのはいうまでもなくダメ
また、雑念が振り払えないのは前頭葉が疲れているのが大きな原因です。
前頭葉が疲れるのはセロトニンというのが不活性だからです。
セロトニンを活性化させる「日光を浴びる」「リズム運動」「咀嚼」をすることで前頭葉が回復し集中力upです！
制限時間仕事術
人は何か課題に取り組む時に、「始める時」と「締め切り前」が最も集中力が高いです。これを科学的に「初頭努力」と「終末努力」といいます。
これを逆手にとって、「初頭努力」と「終末努力」を増やせばいいのです。
具体的には、課題をブロック分けする→ストップウォッチで制限時間を決めて取り組むことで、効率よく集中することができます。
最後に
皆さんどうでしたでしょうか。意外にこんなことで？と思いませんでしたか？ でもこういった簡単なことができていない人が非常に多いんです。
この記事を読んでひとつでも「これやってみようかな。」というものが会ったら取り組んでみてください。
また、『神・時間術』にはまだまだ紹介しきれてない「知らないと損する時間術」が多く載っているので、ぜひ自分で手にとってみてください！
『神・時間術』樺沢柴苑
目次
序章 最高の人生を手に入れる「神・時間術」４つの原則
第1章 脳の機能を最大に生かす集中力の高め方
第2章 朝の時間を最大に生かす脳のゴールデンタイム術
第3章 昼の時間を最大に生かす午後のリセット術
第4章 夜の時間を最大に生かす運動＆睡眠リセット術
第5章 仕事の時間を最大に生かす時間創出仕事術
第6章 自由時間を最大に生かす
最後まで御観覧ありがとうございました！
もしこの記事を読んで、為になったなと感じてくれた人は、
ぜひ、スターをつけるか読者になってくれると嬉しいです！
