リベラルアーツ学院

「教養」になることを発信していくブログです。

知っておきたい『アメリカの歴史』Part3/3

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どうも、くるみ学長です!

前回のpart2では南北戦争から世界大戦までを見ていきました。詳しくは下の記事をご覧ください!

liberalartsblog.com

 

今回はついに最終回です。世界大戦を勝ち抜いたアメリカは現代までどんな道を歩んできたのでしょうか?

では、早速参りましょう!

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ソ連との冷戦

第2次世界大戦が終わると今度は、

共産主義のソ連との冷戦時代になります。 

アメリカとソ連のお互いが核兵器を保有し、

「世界が本当に終わるんじゃないか?」

と言われるほど、世界は恐怖に包まれます。

 

しかし、結局は核戦争には至りませんでした。

やはり、お互い核を落とされるのが怖かったのでしょう。 

冷戦の終わり

ここまでのアメリカの領土拡大は遂に終わりを告げます。きっかけはベトナム戦争です。

大量に資金を投入したのにも関わらず、

ベトナム全域を制圧できませんでした。

 それだけでなく、枯葉剤をばら撒くという残虐な攻撃で、ベトナムには奇形児がたくさん生まれてしまいます。

こうした残虐行為と財政赤字でアメリカ国内外でも批判が高まり、アメリカはベトナムからやむなく撤退します。

 

同時期にソ連も崩壊し、

1989年に冷戦が終了しました。

中東との戦い

冷戦終結後、各地の民族対立や宗教戦争に対して、アメリカが単独で介入することが増えていきます。

そして、アメリカは「世界の警察官」を自負するようになりました。

 

1990年、イラクのフセイン政権がクウェートという場所を攻撃しました。

アメリカのジョージブッシュ(父)が、

湾岸戦争を行い、イラクを撤退させます。

 

2001年9月11日、アメリカで同時多発テロがおきました。

ジョージブッシュ(子)は、

「イラクが大量破壊兵器を保有している」

と主張して、イラクを攻撃し、フセイン政権を崩壊させます。

 

実は、イラクが大量破壊兵器を作ってるのは、

捏造だったとも言われています。

また、9.11もアメリカの自演という、

陰謀論さえあります。

 

どちらにせよ、アメリカの横暴なやり方に対して、国際世論はだんだんと批判し始めました。

現代

オバマ大統領

2008年、初めての黒人大統領としてバラク・オバマが当選します。

 

オバマ大統領がしたことといえば、

「オバマケア」です。

オバマケアとは、医療保険に加入できない低所得者に対して国が保障することで、国民全体に医療保険に入らせようとしました。

 

また、広島平和記念公園に訪問するなどの平和への動きも活発でした。

ノーベル平和賞も貰っています。 

トランプ大統領

そんなオバマ大統領は、

外交面は弱腰と呼ばれていました。

その上にリーマンショックが起き、アメリカの経済は停滞していきます。

 

アメリカの人々は「強いアメリカ」を取り戻すべく、リーダーシップをもった大統領を求めるようになりました。

 

そして2017年、ドナルド・トランプが大統領に就任します。

 

トランプはアメリカ第1」を掲げ、

「強いアメリカを再び取り戻す」ことを目指します。

 

しかし、国内産業を強くしたいが為に関税を引き上げ、中国と貿易戦争になり、現在の米中戦争という状況になっています。

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さいごに

いかがでしたでしょうか?

アメリカ大陸の発見、イギリスからの独立、ゴールドラッシュから世界大戦。

建国してから、たった240年しか経っていないのに世界一にのし上がったアメリカ。

 

そして、「世界の警察」「世界一の経済大国」

と言われるほどの覇権を誇っていたアメリカ。

 

しかし今や、中国がそのアメリカの地位を脅かしています。

 

米中戦争開幕と呼ばれているこの時代に、私たちはどう生きていけばいいのでしょうか?何もしないでぼうっと見てるだけでしょうか?

 

私たちにできることは、まずは「知る」ことです。今回はその「知る」手伝いをさせて頂きました。

 

その上でこれからも、米中戦争の行方を皆さんで注視していきましょう!

それではまた!

「アメリカを知る」オススメの本

①若い読者のためのアメリカ史

 

②ゼロからわかる「アメリカ」

 

③一冊でわかるアメリカ史

 

 

最後まで御観覧ありがとうございました!

もしこの記事を読んで、為になったなと感じてくれた人は、

スターをつけるか読者になってくれると嬉しいです!

それではまた!