リベラルアーツ学院

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そうだ、伝え方を学ぼう!ー『伝え方が9割』佐々木圭一

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f:id:kazukazuda08:20200708194754j:plainくるみ学長

どうも、くるみ学長です。
今回は…
ベストセラービジネス書である
『伝え方が9割』
解説します!
それでは早速参りましょう!

長い人生において何回もする「お願い」

勝負を賭けた告白や
人生を左右する面接
他にも営業や宣伝など

あらゆる場面であなたの「伝える」力が
必要とされています。

もし、その「伝える」力が伸ばせるとしたら?
もし、普通なら「NO」と言われることを
「YES」に変えることができたら?

その技術が今回紹介する本
『伝え方が9割』
に詰まっています!
ぜひ、最後までご観覧下さい!

著者自身コピーライターであり
コピーライターならではの切り口で
伝え方の技術を教えてくれます。

著者はもともとコミュ障だったと
述べています。
それによって多くの苦労もしました。

しかし、あらゆる有名な名言や台詞を
独自に分析した結果
「NOをYESに変える」
劇的なテクニックを導き出しました。
いったいどんなテクニックなのか?
見ていきましょう。

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1:伝え方が9割!

本書の内容は
結論から先にいえば
本の題名にも載っている通り
伝え方が9割だということです。

同じことを伝えるにも
伝え方次第で大きく変わるよ。
そしてその伝える技術は磨けるんだよ。

と本書で教えてくれます。
具体的に見ていきましょう!

2:
基本の
3つのステップ

「伝える」ことにおいて
以下の3つのステップを踏むことが基本です。

ステップ1:
自分の頭の中をそのまま言葉にしない
ステップ2:
相手の頭の中を想像する
ステップ3:
相手のメリットと一致するお願いをつくる

恋愛で例えて見ましょう!
あなたがある女性をデートに誘いたいとき
いきなり
「デートしてください」
と言っても無理ですよね。
(①自分の頭の中をそのまま言葉にしない)

そこであなたは相手の女性が何を欲しているかを
考えます。
(②相手の頭の中を想像する)

そこで女性は最近
「パスタを食べにいきたい」
と言っていたことを思い出しました。
そして、あなたは
「美味いパスタの店見つけたんだけど
一緒に行かない?」
と女性を誘い、成功します。

女性にとっては
美味いパスタを食べれるというメリット
あなたにとっては
結果として女性と2人きりになれることに
成功しています。
(③相手のメリットと一致するお願いをつくる)

3:7つの切り口

相手のメリットと一致するお願いを
つくるには7つの切り口があります。

①相手の好きなこと
②嫌いなことの回避
③選択の自由
④認められたい欲
⑤あなた限定
⑥チームワーク
⑦感謝

これだけではわかりにくいので
具体的に説明しましょう!

①相手の好きなこと

相手の好きなことを引き合いに出します。
「相手がなにが好きか?」を考え
そのメリットと一致したお願いをするという
切り口です。

先ほど紹介した、女性をデートに誘う例が
まさに好例です。

②嫌いなこと回避

当たり前ですが人は嫌いなことに
関わりたくありません。

「芝生に入らないで」と注意するよりも
「農薬の匂いが着くので、芝生に入らないで」
と注意した方が
人はそれを受け入れやすいです。

③選択の自由

例えばビジネスの場で
「これはどうですか?」
と言われるよりも
「A案とB案どちらがいいですか?」
と言われた方が
答えがはっきりして伝わりやすいです。

④認められたい欲

「残業してよ」とお願いされるよりも
「君の企画書はすごいと話題なんだ、
この企画書を残業してでもやってくれないか?」
とお願いされた方がやりたくなりませんか?

誰もが承認欲求を持っています。
それを満たしつつ、お願いをすると
成功する確率が上がります。

⑤あなた限定

「自治会のミーティングに来てください」
と言うよりも
「あなただけには来てほしいんだよ」
と言ってくれたほうが
いきたくなりますよね?

あなただけしかいないことをアピールすることで
伝わりやすくなります。

⑥チームワーク化

子供に対して
「勉強しなよ」と言うよりも
「一緒に勉強しようよ」と言う方が
伝わりやすいです。

「自分ばかり」と思うと不満が生まれるので
「あの人もやってるし」と思わせるのが
伝わりやすいポイントです。

⑦感謝

「コーヒー淹れてくれる?」と言うよりも
「いつもありがとう!コーヒー淹れてくれる?」
と言う方が伝わりやすいです。

お願いする前に感謝をひとつ入れるだけで
伝わりやすくなります。

4:強い言葉を生み出す
5つの方法

7つの切り口の中からひとつ選び
いざお願いするというとき

その言葉を「強い言葉」に変える
方法があります。

世の中は情報がめちゃくちゃ溢れており
思いついたままの平凡な言葉は
誰の目にも止まりません。
しかし、「強い言葉」は目に止まります。

では、どうしたら「強い言葉」をつくる
ことができるか?
それには5つの方法があります。

①サプライズ法
②ギャップ法
③赤裸々法
④リピート法
⑤クライマックス法

具体的に説明しましょう!

①サプライズ法

メールの文章などに「❗️」があるだけでも
目に止まります。
「あ、小林製薬」
「そうだ 京都に行こう」
など、驚きにつながるような表現をすること
をサプライズ法といいます。

②ギャップ法

反対になるような言葉を入れる。
例えば踊る大捜査線の名言
「事件は現場で起きているんじゃない。
会議室で起きているんだ。」

事実である「会議室で事件が起きている」
だけでなく、その前に反対である
「現場で起きているんじゃない」
入れるだけでも印象が違いますね。

③赤裸々法

「君が好き」と言うよりも
「胸が痛くなるほど、君が好き」
感覚を表現するほうが伝わりやすい。

「唇が震えるほど…」
「くらくらするほど…」など
バリエーションは多岐にわたる。

④リピート法

歌詞なんかでもよく
サビの部分は繰り返されている。
「女々しくて、女々しくて…」
「どんなときも、どんなときも…」

ただ繰り返すだけで
「強い表現」が使えるなら
これを使わない手はないですね。

⑤クライマックス法

「ここだけの話ですが」
「これだけは覚えてください」など
伝えたいことを表現する前に
期待する言葉を添えることで
「強い表現」となる。

まとめ


①「伝え方」次第であなたの
 「伝えたいこと」は伝わる

②その「伝え方」の技術は誰でも習得できる

③「3つのステップ」を基本として
 「7つの切り口」と
 「強い言葉をつくる5つの方法」
  を使うことで相手に「伝わる」

さいごに

いかがでしたでしょうか?
誰もが持つ「失敗談」の中にはきっと
「あのときNOをYESに変わっていたら」
というものがきっとあるはずです。

今回、あなたは「伝え方の技術」を
学ぶことができました。

いきなり全部をこなすことはできません。
ひとつひとつマスターすることで
あなたの未来の「NO」を
「YES」に変えてしまいましょう!!
それではまた!

今回紹介した本

この記事はあくまで要約なので
「もっと具体例を知りたい!」
「より体系的に理解したい!」
という方は
ぜひ本書を手にとって見てください!

 

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