リベラルアーツ学院

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ブッダから学ぶ「悩み」の対処法ー『反応しない練習』


f:id:kazukazuda08:20200708194754j:plainくるみ学長

どうも、くるみ学長です。
今回は…
『反応しない練習』
をまとめました!
それでは早速参りましょう!

皆さんは常日頃「悩み」お持ちですよね?
イライラ、落ち込み、不安、緊張など
何かしらの
「悩み」を抱えていることでしょう。

著者は草薙龍瞬さんです。
この方自身も僧侶であり
仏教にとても精通している方です。

この本では
「ブッダによる考え方」を用いて
「悩み」のない生き方を
教えてくれます。

そんな『反応しない練習』という本は
いったいどんな内容なのか?
見ていきましょう!

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1:
「悩み」は
「心の反応」である

人はなぜ悩み、執着が捨てられないのか?
悩みを作り出しているのは
いったい何だと思いますか?

それは
「心の反応」です。

嫌なこと、腹を立てること
他人の目を感じる…etc
すべて、「心の反応」ですよね?

であるならば
「ムダな心の反応」を減らすことが
「悩みのない生活」に直結します。

では「ムダな反応をしない」ために
いったいどうすればいいのか?

2:
「ムダな心の反応」
を減らすための
『3つのステップ』

人生に「悩み」は尽きません。
しかし、皆さんは悩んでいるとき
漠然と悩んではいないでしょうか?

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「なんだか腹が立つ」
「なんかうざい」
「なんだか不安」

「なんだか腹が立つ」
「なんかうざい」

など「曖昧に」悩んでいることが
多いのです。

ブッダの考え方は
まず、「悩みの正体」を理解する
ことから始まります。

ステップ1:
「心の反応」を知る
ステップ2:
「反応した理由」を知る
ステップ3:
「心は求め続けるもの」と知る

この3つのステップを踏むことで
「悩みの正体」を知ることができ
「ムダな反応をしない」ようになります。

ステップ1:
「心の反応」を知る

あなたがなにかで悩んだり
イライラしたときに
「私は反応している」
と自覚することだけでも
モヤモヤした感情が晴れることがあります。

全ての「悩み」は
「心の反応」から始まっている。

その解決の一歩はまず
「ある」ものを「ある」と理解すること

わたしたちには満たされていない欲望や
未解決の悩みが「ある」と自覚することが
解決への希望に繋がります。

ステップ2:
「反応した理由」を知る

悩みが「ある」と自覚したら
次にその「心の反応」が
どの欲求に基づくものかを
当てはめてみましょう。

ブッダは人間の欲求について
7つに分類してくれています。

『7つの欲求』
①生存欲(生きたい)
②睡眠欲(眠りたい)
③食欲(食べたい)
④性欲(交わりたい)
⑤怠惰欲(楽をしたい)
⑥感楽欲
   (感覚の快楽を味わいたい)

⑦承認欲(認められたい)

あなたの「悩み」は
必ずこの分類の中にあるはずです。

「心の反応」が
「7つの欲求」のうち
どの欲求に当てはまるのかを知ることで
「悩みの正体」が明らかになります。

ステップ3:
「心は求め続けるもの」と知る

ここまでで
「悩みの正体」が明らかになったはずです。

「7つの欲求」は
満たされれば幸福に感じ
満たされないと不満に感じます。
そして、人間は常に「欲求」を求めます。
「欲求」を満たしたところで
次の「欲求」がすぐに訪れるのです。

それならば
あなたが今悩んでいることは
『求めても満たされるとは限らないのが
心であり、反応しても意味がない』
と理解すること。


それを繰り返して考えることで
「ムダに反応しない」ことが
できるようになるのです。

すぐにできるわけではありません。
何度も訪れる「悩み」に対して
紹介した3つのステップを踏まえて
「ムダに反応しない」こと

それを何度も「練習」することを
この本では薦めているのです。
だから本の題名が
「反応しない練習」なのです。

まとめ

①悩みはすべて「心の反応」から始まっている。
 まず「心の反応」を
 「反応している」と自覚することが大切

②「心の反応」は必ず
 「7つの欲求」に基づいている。
 どの欲求に当てはまるかを考えよう。

③欲求は常に現れるもので、
 求めても満たされるとは限らない。
 つまり求めてもしょうがないというのが
 仏教の考え方である。

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さいごに

いかがでしたでしょうか?
皆さんも私自身も
これからの人生の中で
何回も悩み苦しむことだと思います。

そんなときに
ふと、この本のことを思い出して
みてください。

例)
不安・苛立ち・怒りを感じた
→あ、私は反応したのだ。
→これは承認欲求に基づくものだ。
→欲求は常に現れるから考えてもしょうがない。

こう俯瞰してみるだけでも
あなたの悩みは大抵解決できます。

この本では他にも様々な
「悩み」に対する処方箋が書かれていますので
ぜひ手に取って読んでほしいです!
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今回はここまでです!
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